5000系は5扉と関西地区で唯一多扉車であることで知られています。しかし全ての扉がフルに使われるのは朝夕のラッシュ時に限られており、昼間は右から2番目と左から2番目の扉は締切扱いとなって運転されます。

さて、その扉の客室側は昼間はなんと座席で塞がれているのがわかります。扉使用時はその座席はどうなっているのかというと実は扉の上に収納されていて締切になると下降して着席できるようになり、夕ラッシュになるとまた扉上部に収納するという座席昇降機構が装備されているのが特徴です。

ちなみに座席の昇降は車両基地で行われるため、一般の旅客は見られないそうです。

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